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2020年11月 6日 (金)

登校時の職員による検温の休止について

検温休止について.pdfをダウンロード

①11月9日より、毎朝行ってきた職員による検温を休止します。
②東吾妻町の警戒レベルが2に上がった場合には再開します。

 休止にした経緯については以下の通りです。

文部科学省「学校の新しい生活様式」では、一貫して「家庭で体温や健康状態を確認できなかった児童生徒等については、登校時、教職員が検温及び健康観察等を行います」(レベル3・2の地域では校舎に入る前に確認)となっています。また、群馬県の「学校再開に向けたガイドライン(5/28改訂版)」では「非接触型体温計で、登校時に、児童生徒の体温を測り、37.0℃未満であっても、平熱より高い場合や体調不良が見られる場合は、健康観察をしっかり行った上で帰宅させる」とあり、それをもとに本校でも検温を行ってきました。現在、群馬県の警戒度は2ですが、東吾妻町の警戒度は1を維持しており、現在吾妻保健所管内での新型コロナウイルス感染症の発症はなく、小学生の罹患率は他の年代と比べ低く、学校内感染事例の少ないことが分かっています。(学校での感染は、高校や部活動のによるものが多数) 検温担当者は時間外勤務であるため時間調整で対応していますが、なかなか時間調整を取得できていない実態があります。(時間外勤務を命じる場合は、修学旅行等の引率や非常災害の場合等、臨時又は緊急のやむを得ない必要があるときに限られています)
 こうしたことから、児童の自覚と自主性を促すためにも検温の停止を行うこととしました。
 今後とも、家庭での検温・健康観察記録表への記入にご協力ください。

(参考)
 体の中の細胞にはCOVID-19コロナウイルスが入り口として使用する「ACE2」受容体が存在します。ウイルスはまず、表面にある突起状のスパイクたんぱく質を、宿主細胞のACE2受容体にぴったりと結合させます。すると、細胞膜にあるたんぱく質の分解酵素「TMPRSS2」や「FURIN」が、ウイルスのスパイクたんぱく質を適切な位置で切断し、ウイルスと細胞の融合を助けます。子供では、ACE2遺伝子発現量が少ないことが分かり、ウイルスの感染のために必要な入り口が少ないことを示唆しています。このため子供の感染が少ないとされています。

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