5年生麻ひき体験
8月26日に岩島麻保存会の方々のご協力のもとで、5年生のふるさと学習の一環として麻ひき体験学習に出かけてきました。
場所は、唐堀という地区にある「鳥頭神社」です。まず麻作りの大まかな説明を聞き、麻を栽培している場所(2枚目の写真)や麻を蒸す工程(3枚目の写真)で麻のひきのしやすさが変わること等がわかりました。
外で説明を聞いた後は、いよいよ室内に移動して麻ひきの体験です。保存会の方の上手なお手本を見学した後、それぞれの場所に分かれて体験しました。麻ひきは、麻についた汚れを「麻(お)かき」という道具できれいに削り落とすような作業です。力加減やひくときのコツは難しく、保存会の方によると「一年で40日くらい作業をするが、上手な人なら3年くらい経験すると一人前になれる」とのことです。
難しいからこそ学ぶことも多く、児童の中には「(うまくできなかったから)もう一度やりたい」と言って、友達より多く体験させていただいた子もいました。子どもなりに得るものが大きい学習になったようです。
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